京都市交響楽団常任指揮者、沖澤のどかが、産休を終え、昨年7月以来、8カ月ぶりに京響定期演奏会に登場した。
イタリアのスターテノール、ヴィットリオ・グリゴーロ。これまで何度か日本でコンサートを開催したが、今回は従来と内容が違った。歌う曲をすっかり入れ替えたのである。結論を先にいえば、新しいレパートリーによるスケールアップを確信した。